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Leather Jacket Diaries


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2019-12-15

ブログが久々すぎて震える その1

2019-10-23 by 職人マサキ

 

最近のハッとしてグッときたこと

革ジャンはあまり関係ないんですけど。

 

 

【その1】

 

ツーリングなど、サービスエリア等でまったく声を掛けられることなく,

様々な環境を、すみっこぐらしで生きてきた私です。

道を尋ねられることすらほぼないのですが、

 

最近、朝晩と犬の散歩に行く健康的マイライフで

犬効果でしょうか、

 

老若男女問わず凄まじく話しかけられます。

最初は良かったんですがね、だんだん・・・(笑)

 

生まれ持ったルックスを活かして

最近はカタコトの日本語で対応しています!

 

 

【その2】

 

若い頃ラグビーをかじっていました。

試合のときなど両親共に応援に来てくれたり

思春期ながら嬉しかった記憶があります。

 

 

そして昨今の素晴らしいラグビー人気の中、

九州の母から電話。

「あんたラグビーって面白いわね!」

「いや、よく見に来よったやん」

「父兄会がうっとうしかったのよ」

 

 

私はこの人から生まれてきたんだと、

まぎれもない「血」を感じたのでした(笑)

 

 

【その3】

 

九州の先輩が「MADMAX2のヒューマンガスのマスク送るから装着ベルト作れや!」と

 

10代の頃からの先輩で

私は長崎生まれ縦社会育ち怖そうな人は皆先輩(笑)

 

 

その中でも足を向けて寝れない程、「かわいがり」を受けた人なので

畑違いの仕事ですが断る選択肢はありません。

 

うち革ジャン屋っすからとか

「自分、数少ないサンダードーム派っすから」

とかは一言も口に出さず。

そしてこちらも良く知るモデラーさんから、そのお面が届いたのです。

当然、お面のクウオリティにもたまげましたが、

 

 

その荷姿、段ボール単体に

バールのようなもの

でブン殴られた衝撃でした。

小技というか、質の高い小ネタが箱にちりばめられていた。

 

いやいや、そうだったじゃないか!

いつも何かを企てては人を楽しませようとしていたじゃないか。

 

 

余裕の無さからなのか

いつのまにか仕事の質と効率しか見えない男になってしまっていました。

 


身内に対しては全力でユーモアをぶつけていかなければ、

クソ面白くない人間になっちまうなと

この箱で目が覚めたのでした。

 

【その4】

 

地元九州からお声がかかり、

還暦用のベストを作ってくれないかと。

 

 

はて?なんで俺なんだろう。

昔サラリーマン職人の頃、接客はさせていただいたのですが、、

 

 

今現在お客様が着用されているベストのワッペン類を剥がして、

新たに作るオーダーベストに移植するという内容。

 

 

なんか臭うなとはうすうす感じてはいたものの、

ワッペン剥がし始めて

勝手にグッと感動しました。

 

 

こ、このワッペン達

縫ったの俺やんと!

ワッペン付けでも自分の縫製はわかります。


ウチが赤系の革に強いからとか

価格的なものとか

いろいろあるかもしれません。

 

 

しかし、

 

例えば彫師のもとを尋ねた人がいて

その彫師はすでに辞めていて

俺も彫れますよ~とか

 

 

うちも油冷エンジン得意っすよ~とか

 

 

わかる。わかるけどそうじゃないのよ。

信は力なり

 

ダセェ勘違いかもしれませんが、

勝手にそう思い込み仕事をするとハッピーになれるんです。

 

 

掲載許可は頂いておりますが、

古くからこの業界に従事していると

MC(モーターサイクルクラブ)のベストをドカーンと載せるのには抵抗が、、、

半身でお願いします。


 

 

不慣れな「コンチョ」の仕入れに右往左往しましたが(笑)

それもよい勉強をさせていただきました。

 

他にも

取り外したワッペン達が経年により張りを失っていたので、

とあるスポンジ類を内装し、

控えめにボリュームを出したり、

ワッペン増殖に備え裏地が開く仕様になっています。

 

 

ちなみにSilvetでVESTをオーダーされた方は

ワッペン取り付けや付け替えは、

私が死ぬまで無料です!

(送料はご負担下さい)

 

 

さて相変わらずの久々更新なんで

最近のお仕事をご紹介します。


福岡時代からですがナゼか福島県のお客様が多く

今でも紹介に次ぐ紹介で来て下さいます。

ホントありがとうございます!

 

 

私が知る限り、総じて福島の人は面白いのですが

彼ももまたそうでした。

 

 

そして奥様がチョーかわいいんですけど!

 

 

体型が美しいので

革ジャンも美しく、キレッキレのシルエットになりました。

 

 

肘のうっ血が収まる頃にはかけがえのない相棒になっていることでしょう!

 

 

 

●KILLER-JOeフルオーダー

パデッドレス

YKKオールドアメリカンZIP

ホースハイド素上げ(厚手)

182cm/73kg



この革は透明感たるや、まるで革の宝石のようです!

とうまいこと言えませんが、

裁断中、縫製中ぺろぺろしたくなるような衝動が!(しませんよ、お嬢が見てますし・笑)

 

ホントに革が好きなお客様だとヒシヒシ感じていたので

シンプルに素材の良さが生きる様、精魂込めさせていただきました。

 

●ZOOEYフルオーダー

栃木レザーステアハイド(ネイビー)

ムートン襟ボア

168cm/60kg



今まで様々な場所で採寸をしてきたドサ回り職人ですが、

採寸は大阪市内の4車線道路の路肩に停めた平ボデートラックの荷台にて行いました!

 

私世代はかつてのSHI★YA-DAYのイメージでした(笑)

貴重な体験をありがとうございました。


ライダースジャケットに造詣の深い方なので

採寸後は言われたとおりに作らせて頂きました。

センス的にもいろいろと勉強になりましたことをここに御礼申し上げます。


SANDY-STフルオーダー

街着型紙

ホースハイド ダークブラウン素上げ&茶芯コンビ

YKKオールドアメリカンZIP

コアスパン糸

165cm/85kg



私的日本5大麺は、

 

 

●牧のうどん ごぼてん(硬)かしわ

●長浜将軍のとんこつラーメンからし高菜とともに

●うまかっちゃんノーマル濃いめ

●ニューハルピンのたまねぎラーメン

●ラーメン福のもやしてんこもりのヤツ

 

 

 

ラーメン福をご教授いただきありがとうございました。

SANDYはこげ茶素上げでは安定&定番の仕様です。

 

 

 

●SANDYフルオーダー

YKKオールドアメリカンZIP

ホースハイド ダークブラウン素上げ

170cm/68kg

ホースハイドこげ茶の素上げの経年変化

出来立てホヤホヤ(右)

1年経過(左)

 

 

左は私用のサンプル(お嬢縫製)なので革の品質は落としています。

 

 

Silvetで使用している新喜皮革の馬革と栃木レザーの牛革は

全て「本ヌメ」と呼ばれるフルタンニンピットなめしです。

 

 

ドラムでなめしたタンニンなめしや

混合なめし、脱クロムなめし等ではありません。

 

本来のナチュラルな経年変化がお楽しみいただけます。

 

その2へ続く!

 

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