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Leather Jacket Diaries


革ジャン職人のドサ回り2020西日本のお知らせ!

2020-02-09 by 職人マサキ

 

先ほど、地上波で「跳んで埼玉」を観ました。

 

私26歳から32歳までの修行時代と

42歳から現在までを縁も所縁もない埼玉で暮らしておりますが、

修行時代、あんな人いたなぁ~(笑)

 

中目黒のワンルームに凄まじい家賃で住んでる人がいて、

私は埼玉の草加市だったんですけど、

草加なら家賃5万で一軒家っすよ!と言ったら

そこまで自分のレベルを落としたくないんだ!!

 

当時は愕然としましたが、

今となっては、ブランディングやマーケティングなどの側面からは大事な事なのかもと思えるようになりました。

お詫びして訂正したいと思います。

 

そんな、さいたま市に根を下ろした私ですが、

福岡に戻ると、

写真撮りたくなるくらいのIPPONグ●やラッキーう●こ(トイレットペーパー不要状態)が出て、

てきめん快便になるという体質です(笑)

 

ということで!

採寸要望が規定の人数に達しましたので(呼んで頂きありがとうございます!)

ドサ回りやります!

 

「革ジャン職人のドサ回りツアー・2020西日本編」

おそらく3月の4週目あたりが濃厚だと思いまが、

詳細は追って発表させていただきます。

現在の予定は、往路復路は未定ですが

大阪市、姫路市、たつの市、津山市、北九州市、福岡市界隈、柳川市、MWC様(佐賀県有田)、BASE様(ほぼ佐世保)です。

 

全行程自走ですので、採寸希望や商品や革を見てみたい等、お気軽にお問い合わせ下さい。

現在、日程調整中につき、

お声かけ頂いた方々には近日中直接連絡差し上げます。

 

今回は例年の夏出張に比べ、あまり日数を取れそうに無いので気になる方はお早めにご連絡お願い致します。

 

別枠で近日中、新潟県上越市、富山県下新川郡にも行きますので近隣の方は是非!!

 

ま、ま、牧のうどんに溺れたい(笑)

 

 

さて最近のオーダーメイドです。


川越のパンクスノットデッド兄さん

昔から俺の最後の革ジャンはマサキが作れ!と言って下さり

この度最後の革ジャンとなるべく製作させていただきました。

今後とも大宮ヒロシ曾共々宜しくお願い致します。

 

●ZOOEYフルオーダー

Silvetオリジナルステアハイド

赤ステッチ

170cm/56kg


 



福岡在住のプロモデラー様からのオーダーです。

革ジャンにも造詣が深い、造形のプロと対峙するというのはなかなかの緊張感がありました。

 

畑は違えどガチムチモノ作りの職人さんと話すと、

目指すところや、つまずく所や、怒り喜び等、近すぎて夜が足りないのです。

再びご指導ご鞭撻宜しくお願い致します。

 

●ZOOEYカスタムフルオーダー

Silvetオリジナルステアハイド

KILLER-JOeタイプ肩パテッド

174cm/72kg


 


福島より、GPZ900R&Z1000MKⅡ乗りのお客様

コレで上から下からバッグまでSilvetになりました!

とありがたいご連絡を頂きました。

 

高身長なので間違いなく美しいシルエットになるんです。

 

●KILLER-JOeフルオーダー

Silvetオリジナルステアハイド

肘パテッドロング

182cm/79kg

 

 

馬革の入荷は相変わらず苦戦しておりますが、

Silvetオリジナルステアハイドと栃木レザーは在庫量、質ともに潤沢なので納期は最大2ヶ月以内で回しております。

バッグ類は製作タイミングが合えばもっと早かったりしますのでどうぞお気軽に!

 

是非、小さな革ジャン工房で最後の1着(個)を作ってみませんか。

 

 

 

 

 



あけましておめでとうございます その1

2020-01-22 by 職人マサキ

 

日々、18時に一旦仕事の手を止め、

お嬢を見送り、

俺のアディダスに履き替え(笑)

犬の散歩に行くという

健康的なマイライフ

いつも貸しきり状態の河川敷で暗闇の中、

少年が一点だけを見つめ佇んでいます。

 

それが3日続いたので怖くなって声をかけました。

よーそこのわけぇのと。

いろいろあるけど死ぬなよと。

 

それから寒空の下、15歳と44歳と生後7ヶ月の犬とで一時間ほど話しました。

 

大丈夫だ!それが正常。

 

属しているようでどこにも属していなくて、

肩書きも無い、自由そうでがんじがらめな思春期に

恋するとか、生きるとか、一生答えが出ないような事柄に流されず真剣に悩んだ奴は、

決して薄っぺらい大人にはならないんだよ。

悩め少年!

 

そして4日目の河川敷には彼の姿はありませんでした。

響いてくれたのか、おっさんうぜぇなのか(笑)わかりませんが

彼がタフに生きてくれることを願うばかりです。

 



12月にどっさり「栃木レザー」各種が入荷したので、

相変わらずのホースハイド待ちの間に

栃木レザー使用のオーダーに集中して入りました。

 

現在Silvetで扱っている栃木レザーステアハイドは

北米原皮のハード

内地(国内)原皮のソフトがあります。

いずれも1.1~1.2mm厚

フルベジタブルのピットでなめされたタンニンなめしです。

 

柔らかいホースハイドとは違い、馴染ませるのに時間はかかりますが

上品なシワとテカリが刻まれます。

 

ドラムではなくピットなめしなので耐久性や堅牢度にも定評があり、

栃木レザーステアハイド使用でのフルオーダーは比較的革の供給が安定しているため

現在の納期は2ヶ月程です。

 

ピットでなめされた「本ヌメ」でちゃんと走れるライダースは少ないと思います。

革も常時在庫していますので、是非素材だけでも見にいらしてください!




マイ1988GSX-R1100を手放すことはありませんが、

実は、辿り着きたい憧れのバイクがありまして、

それはBMW R1200GS

 

百獣の王感がたまらないというか

最強のくちばし力

 

あれに小さいおじさんがゴア系ではなく革ジャンでばっちりキメて峠速かったら素敵やん!

と憧れているのです。

 

静岡から走ってきたお客様の愛車はXTZ1200ZEスーパーテネレ。

これを乗りこなす人はクレイジー率(良い意味)が高かった(※当社において)

 

実際に使う革を見に来てくださり、硬いですよ!厚いですよ!とさんざん念を押したが、

いや・・・これがいい。

 

お客様の覚悟はご馳走です。

 

そりゃもうたまらなく美しい経年変化が刻まれることでしょう!

 

●SANDYフルオーダー

栃木レザーステアハイド(ハード)

176cm/75kg


 









サラリーマン職人時代からプレハブSilvetになっても変らずお世話になっているお客様。

プロカメラマンという職業柄、造形やデザインへの拘りが深すぎて、強すぎて、

完成後にバラし(涙)なんてこともありました(笑)

 

そんなお付き合いの中で、職人としても育てていただいたお客様の一人です。


持ち込まれたジャケットの裾廻りの形状を踏襲しなさい他多数のオリジナルが散りばめられた

仕事着革ジャンになりました。

 

●SANDY-STフルオーダー

栃木レザーステアハイド(ハード)

街着型紙

182cm/65kg

 

 

↓その2に続く↓

 

 

 

 




あけましておめでとうございます その2

2020-01-22 by 職人マサキ

 

その1からの続きです。




190cm弱のシュッとしまくったイケメン大学生

もし彼のようなルックスに生まれていたら、私はラグビーではなくバスケやバレーをやって

ワーキャー言われる人生を送っていたかもしれない・・・・

 

そこに感情を持ってはいけないのですが、バイト代握り締めて走ってくる彼に特別な感情を抱くのですよ。

大晦日の納品だっておじさん嬉しいんですよ。

 

当然既製の服は合わないからSilvetでフルオーダーとなったのですが

革ジャン職人18年生、一目見たその日から結果は見えています。

間違いなくカッコいいのができるよ!

 

袖のシワの数だけ何かに悩んだら、革ジャンしか縫えないおじさんを見に来て安心してください!

 

●SANDYフルオーダー

栃木レザーステアハイド(ソフト)

189cm/65kg





私が女だったら間違いなくこの人と付き合うだろう。

俺の憧れ魚沼生まれのチェインソー

鍛え抜かれたアスリートの肉体は美しく

よって革ジャンもこのようなシルエットになります。

 

今年の夏こそ伺いますので一杯やりましょう!

 

●SANDYフルオーダー

素上げホースハイド(厚手)

ムートン襟ボア

172cm/65kg


 

遅ればせながら

新年明けましておめでとうございます。

元旦のカキ小屋Silvetから2020スタートしました!


オリンピックとか、景気のハナシとか、消費者還元事業(実はウチもやってますよ)とか、

世間の流れにあまり関係が無いくらい(笑)小さな革ジャン工房ですが、

2020も頑張りますのでお得意様はどうぞごひいきに!

気になってる方は是非一度足を運んで頂き、名前だけでも覚えて帰っていただければと思っております。

今年も宜しくお願い致します。


今年は、いよいよと言いいますか、ようやくというと言いますか、

長年抱えてきたバックオーダーも大分スリムになりましたので、

本来いち職人としてやりたかった事業形態に取り組めそうです。

 

その他、日本全国津々浦々の皆様、

Silvetは定期的に「革ジャン職人ドサ回りツアー」と称して

日本全国出張採寸を行っています。

 

経費もかかりますので1名様では出れないのですが、

数名いらっしゃると陸路を結びながら出張段取りしております。

 

九州と北海道(札幌)は、あと2名様の予約で出張採寸に出ることができます。

どうぞお気軽にお問い合わせ下さい!

 

 




年の瀬と革ジャンとうどん

2020-01-01 by 職人マサキ

 

関東圏でド九州人が生きていくにあたり、

順応性がないというか、順応する気がないというかは別として、

食に飢えるわけです。


ラーメンは、それとなく似たようなものが食えるし、

うまかっちゃんや「煮込み3分、味一流」のマルタイ棒ラーメンでしのぐこともできます。

 

もつ鍋は良いモツが手に入ればなんとかなります。

 

ちゃんぽんはリンガーハット育ちなので問題ありません。

 

九州人が直面する「醤油問題」も長崎のチョーコー醤油を定期的に仕入れることが出来ます。

し

かし

替えがきかないものが一つだけあります。

それが「牧のうどん」

 

牧のうどんとは、福岡、佐賀に十数店舗展開しているうどんチェーン店

庶民的なストロングスタイル。

 

福岡のチェーン店では、牧の派、ウエスト派、資さん派が主流だと思いますが

私は圧倒的に牧の派なのです。

 

福岡時代、だいたい月に3回の割合で足を運んでいたのですが、

男子厨房に入らずの我が家は、妻の体調不良などの時は、

牧のうどんのお持ち帰りセットをよく買いに行ってました。

麺、スープ、ねぎ、ごぼう天のセットで、自宅で温めるだけで食べれます。

価格的にも4人前で1,000円程度とお徳です。

 

ある日いつものように買いに行き自宅に戻り、開けてみると「ねぎ」が入っていない!

経験者の方ならわかると思いますが、牧のはネギで完成します。

 

無くてもおいしいのですが、

ラーメン食うのに箸がない

アイスクリーム食べるのにスプーンがない

みたいな喪失感があるのです。

 

だからどうした。

しかし、そこを責めるつもりはさらさら無く、

牧の信者としては「ねぎ」の重要さを訴えたい一心で、その店舗に電話しました。

 

当然ながら、汚れるつもりも、ヤカるつもりもありません。

すると、ねぎをソッコー持っていきますと。

 

それは、お店にとっても夕食時の忙しい時間だったので私は固辞したのですが、

30分後、おばさんがやってきました(おそらく自身の軽自動車で)

大量のねぎと麺を持って。

 

私は規模こそ違えど経営者としての興味があったので聞いてみました。

あなたの立場は?と。

 

私はパートですが、そこの判断は各個人に任せられていますと。

最&高ではないですか。

 

断りましたが、おばさんの顔もあり、結局、大量のねぎと麺を受け取りました。

大量のねぎとうどん。

 

スープも欲しかった(笑)

 

それからというもの

私の「牧の愛」は、さらに揺るぎないモノへとなったのでした。







あれは2018年のことでした。

一件のフルオーダーを受けました。

 

凄まじくこだわりの強い方だったのと、

同業他社様でのフルオーダーに納得がいかずのご来店だったので、

標準体型にもかかわらず仮縫いを挟むことにしました。

 

お客様の求める革とウチが扱う革に開きがあったり、

Silvet自体がオリジナルのフルタンニンから栃木レザーに切り替えたりと試行錯誤していたこともあり

納期が延びました。

 

バンドマンで、バイクには乗らない、クビレは入れるな。

各ディティールの指示もイラストレーターで細かく指示してくださいます。

 

結局、栃木レザーを0.9mm厚まで漉き加工(削る)して製作する事になりました。

ドラムタンニンだと怖いですが、ピットタンニンなので強度は大丈夫です。

 

厚い革は、力は必要ですが縫製は簡単なんです。

薄い革、柔らかい革の方が縫製職人の真価が問われます。

 

もうヒリヒリしながら縫製しましたよ!

タンニンなめしで更に薄いので着た瞬間から圧倒的に皺が刻まれますが、

馬でも牛でも皺一つ無く完成させたいと思って縫製しています。

 

Silvet的には極薄なので、芯張り、補強も通常とは変えました。

 

個人的に凄まじく興味深い一着となりました。

長い納期にお付き合い頂きありがとうございました。

 

◆セミダブルフルオーダー

(お客様持込の他社ライダースがデザインベース)

栃木レザーステアハイド0.9mm厚加工

街着型紙にて製作

173cm/58kg


そんな上記のお客様からクリスマスに届いたプレゼントが

「牧のうどん」

オリジナル冷凍セット!

 

興奮しすぎて全容の写真を撮ることさえ忘れていました。


お客様自身がお持ち帰りセットを購入し、自宅で冷凍解凍し、食すという実験を経て、

麺は解凍すると食えないとのデータを得たうえで送ってくださいました。

 

その行為がモノよりも嬉しいのです。

 

LINEもメールもいいけどよぉ

そりゃラブレターだろ(アニキ風)

 

埼玉で牧のが食えると言う状態に

家族が引くぐらいのテンションで食いました!

こちらに住んで以来、最高のメシになったのは言うまでもありません。

 

年末に書く予定のブログを元旦午前三時に書いています(笑)

初心に戻り、年越し蕎麦をホッピー(キンミヤ)で攻めたら潰れてしまいました(涙)

 

2019年は、埼玉内移転など、相変わらずめまぐるしい一年でしたが、

お客様方や仲間達に支えられ年を越すことができました。

 

仕事納めが31日で

仕事始めが1日という、相変わらずスマートではありませんが、

コレしか出来ない人間なので、お嬢共々今年も変らず頑張ります!

 

もっと多くの方に、リアルな皮革、パターンメイキング、縫製を知っていただきたく今年も精進いたします。

本年も宜しくお願い致します。

 

シルベットレザー

磯川 正樹(44)長崎生まれ福岡育ち

 

 

 

 




お嬢のブログ

2019-12-31 by お嬢(27)


 

皆様お久しぶりです。シルベットの職人、お嬢です。
まさか今年もブログを書くことになるとは思いませんでした。

シルベットで働き始め、1年半程経ちました。

この1年で変わったことといえば、シルベットが越谷から浦和に移転したことです。

朝出勤したら、寝袋でヒゲのおじさんが寝てることも、

狭い工房で向き合って作業することもなくなり、

とても快適になりました。

他に変わったことといえば、ゴールデンレトリバーのミケが来たことです。
犬が来た初日、仕事を終えて帰る私を、磯川さんは抱っこした犬の手を振りながら見送ってくれました。

髭面タオルの昭和顔おじさんが仔犬の手を振ってる姿はちょっと異様で、

すごく困惑したのを覚えています。

見送りはその日だけかと思いきや、

次の日また次の日、

最終的に犬が成長し抱っこできなくなるまで3ヶ月程続きました。

最初の数日はきついなあ~怖いな~いつまで続くんだろう、と思っていました。
でも、毎日私が必死に仕事をしている横で、

床に横たわり犬に舐められて喜んでいるのを見ていると、もはや何も感じなくなりました。

そんなムツゴロウさんみたいな人と働いていますが、仕事は楽しいです。

お客様に「お嬢」と声をかけて頂くことが未だに新鮮で、とても嬉しいです。

まだまだ未熟ですが、来年はムツゴロウ超えを目指して精進して参ります。

今年もお世話になりました。

来年もシルベットをどうか宜しくお願い致します。

お嬢(27)こと斉藤でした。

 

 

 




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